宇宙の色が降りてきて画風が変わった!
高校の作家研究の授業で画風がガラリと変わった。何かに目覚めた。
それまでの絵



画風が変わった後!



この授業をきっかけにカラフルになった。
周りのみんなは画家をテーマにしていた人が多かったが、私は絵本作家を研究した。正直言って美術館で見る絵画作品は退屈なものが多かった。
絵本は小さい頃からワクワクして読んでいたので、それを真似して作るのは楽しくてしょうがなかった。教室で一人床に座り込み紙をちょきちょき切っていたのは小さな子供のような気持ちだった。
参考にした作家はエリック・カール、レオ・レオニ。「はらぺこあおむし」や「スイミー」の作者である。


エリック・カールは薄い紙に自分で色を塗って、切りはりしている。
試行錯誤し、レオ・レオニは紙やスボンジ、メディウム(絵に立体感やツヤ、透明感を出すための絵の具)を塗ってぼこぼこさせた紙、レースに絵の具をつけてスタンプのように押しているという結果になった。
使用画材
アクリルガッシュ、クレパス、画用紙、のり、筆、紙パレット、鉛筆、フィルム折り紙、半透明の紙
サイズF30号(910×727)
この授業をきっかけに「自分の大切にしたいもの」、「好きなもの」がはっきりしていったので、当時の先生方には感謝している。